• ホーム
  • 最新情報
  • 企業向け情報
  • 研究者向け情報
  • 一般の方への情報カルニピュア
  • ブログ
  • お問い合わせ

ブログの本棚

「人生の終末に関心あり」〜高齢化社会のQOL〜

人生の終末に関心あり

人生の終末に関心あり

「少子高齢化社会」や「QOLの向上」が、昨今、あらゆる場面において、さかんに話題になっています。これは、環境問題・教育問題などと同じように、大きなスケールの社会問題です。しかし、わたしたち個々人が、それらについて問題意識をもって考えてみますと、総理大臣でも大統領でもないわたしたちは、結局、まず「自分の人生を、自分でできる限りの責任をもって歩む」ということにつきると思います。それをもう一歩進んで考えてゆくと、私の場合は、人生の終末をどういうふうに充実させるか、人に迷惑をかけずにやってゆくか、が問題になります。こんなことをいうと、「おまえ、何を先細りなことを課題にしてるんだ」と思われるかもしれませんが、それでもやはり、とても重要だと思うのです。

そのように思う背景には、一生の前半・中半・後半、どの時期かがどんなに絶好調だとしても、晩年に恵まれない人生はやはりきついんじゃないかな、という、そんな例を私も人並みにたくさん見知るようになってきたからではないかと思います。

高齢化問題はまず自分の身に引き寄せて考えることから

一つの事実として、高齢化社会では、「長生きすることがリスクだ」というような考えが、それほど特別なものではなくなってきているということがあります。

敬老の日には、100歳以上の人に対して自治体が表彰したりしています。そこには「長生きは善」という価値観しかありませんが、特別、それに異議をとなえる心情は沸いてきません。しかし、病院や介護施設に行き、たくさんのチューブを鼻や口から通され、静かに寝息をたてて横たわっておられる方々の様子を目の当たりにすると、そこに心穏やかならざる何かを感じてしまいます。それを、一言で言い表すならば、まさに「他人事ではない」ということでしょう。それは、自分自身と、それから自分の親族のことを思うところから来ます。中年である私は、自分の親の世代が今日にもそのリスクに瀕しているわけですし、遠からぬ先には、確実に自分自身の問題となってくることは、憶測ではなく事実です。これは、肉体的なこと、精神的なこと、経済的なことの三位一体の問題であり、またその三者は複雑に関連しあっています。そして、この三者のうちどれが不足しても、うまくいかないはずだ、と思います。これは、本当に難しいことであるようにちがいありません。

人生の悲哀に世代として接する私の実感

わが身に引き寄せて、老いを考えることについて、もう少し私自身の実感を言ってみたいと思います。とはいっても、昭和33年生まれの私自身が、それほど深刻な老いを感じている、ということではありません。老いの宿命を感じるのは、自分の周囲を見渡してみたときです。たとえば、私が社会に出てまもなかったころ、私の上司だった人で、とくに仕事の上で大きな権限も持ち、いわゆる脂の乗り切った先輩だった人々は、現在、ある人は引退され、ある人は隠遁され、ある人は何かの新しい仕事に就かれています。いずれも現役時代には元気溌溂で、厳しい人なら近寄りがたく、こちらの仕事のどんな隙もごまかせないな、と身の縮むような思いをさせられた人々も、引退とともにあらゆるカドがとれ、丸い笑顔を浮かべて「お世話になりました」なんて挨拶を頂いたりします。また、私の新入社員時代が、その人の定年にあたるような世代の人の場合には、その人たち自身の訃報に接することも、昨今ではしばしば経験することです。

もちろん、自分の親、親類である叔父や叔母、学生時代の恩師の世代なども、そういう年代です。また、テレビを見ていても、この頃、あの人を見かけないな、と改めて気付くようなことが多くなっています。もちろん、そんな現象はずっと昔から、あたりまえに起こっていたことですけれども、最近とみに、私自身が、そういうことに対して、第三者として自然に意識するような年代になった、ということが大きいと思います。

(2006年5月)

▲ ページトップへ

アンチエイジングと脂肪燃焼の関係

アンチエイジングが注目されるようになったいくつかの理由

「高齢化とそのリスク」について、このブログの視点で考えるならば、それは何よりも肉体面、健康面の衰えに対してどう備えるか、ということになると思います。

昨今、アンチエイジング(日本語では抗老化)ということばを、よく耳にするようになりました。このことばが、サプリメントの分野で用いられる時には、抗酸化という作用に関連付けられることが多いようです。ここではいろいろな観点から、アンチエイジングについて考えてみたいのですが、その前になぜ最近になって、特にこのことばが注目されるようになったのかについて、私なりの考えを述べてみたいと思います。

第一に、「日本人が男女ともに、世界で最も高い平均寿命を有するようになった」ということが挙げられるでしょう。そのことはとりもなおさず、「老後をどのように充実させるか」、また、「肉体的な老化を遅らせてもっと生活を楽しもう」という願いに、以前にもまして、強く結びついていると言えるでしょう。

第二に、「老化現象がなぜおこるのかが、科学的に説明されるようになってきた」ということが挙げられます。中でも重要なのが、「老化現象の原因は、活性酸素による細胞や組織、器官の損傷」という考えです。

第三に、「そのような、活性酸素を抑えるのに役立つような成分が、具体的に見出されてきたこと、そして、それらが食品成分として、利用可能になってきた」ということが挙げられます。

老化は病気ではないので、そもそも「医薬品でそれを治療する」というようなものではありません。むしろ、老化は健康だからこそ迎えることのできる人生のステージです。

というわけで、アンチエイジングということばが、注目されるようになった背景には、健康な人が摂取するものとしてのサプリメント(食品)が、いろいろな形で利用できるようになったということに、非常に大きな意味があると思います。

いろいろなアンチエイジング

ここで試みに、「アンチエイジング」ということばを、思い切り広げて解釈してみましょう。

たとえば、髪の毛が薄くなってきた人が、人工植毛やカツラをつける、白髪が目立つ人が、白髪を染める−こういったことは、昔から行われていることです。これらは明らかに、その人の見かけの年齢を若く見せる、という意味では立派なアンチエイジングだと言えるでしょう。

あるいは老眼鏡をつける、補聴器を使う、入れ歯をしつらえる、といった補助具の助けを借りることによって、いったん衰えた肉体の機能を補うことも、私はアンチエイジングと呼びたいと思います。 このようなことがきっかけとなって、実際に、精神的にも快活さが取り戻され、それが本当にホルモンの分泌などを促し、真の意味での肉体的な若返りにつながるということも、あり得ないことではないと思います。化粧品やエステ、整体術やマッサージのような、外部からの物理的刺激も、きちんと行えば効果のあることとして、事実、非常な賑わいをみせています。

L-カルニチンが担当するような、脂肪燃焼といったことが、通常、アンチエイジングの一つと認識されることは、今のところ少ないのかもしれません。けれども増加しすぎた内臓脂肪を燃焼させて「メタボリックシンドローム(生活習慣病)の危険の軽減」とするならば、脂肪燃焼はかなり本質的なアンチエイジングの手段の一つに数えられるのではないかと思います。

(2006年5月)

▲ ページトップへ